〈解説〉プロット作成ゲーム
2つの量的変数の関係
対応のある2つの量的変数\(X\)と\(Y\)があるとき、2つの変数の間に直線的な関連があるかどうかを検討するために、相関係数を算出したり、回帰係数を算出したりします。しかし、データをプロットしたときの見た目と、相関係数や回帰係数(ましてやそのp値)とが、感覚と一致しない(\(r=0.25\)***ってこんなプロットなのか? こんなんで、\(p\lt.01\)です! 有意です! って主張していいのか?)ことも多いかもしれません。このページでは、「プロットから相関係数や回帰係数を見つもる」という通常の思考を反転させて、「指定された相関係数にぴったりあうようにデータをプロットしてみる」ゲームをします。
ルールは自分で設定しよう
ゲームですが、ルールは「この相関係数になるようにデータプロットしてください」だけで、それ以外はほぼ自由です。ご自分で、あるいは仲間同士で、それらしいルールを設定して、プロットの見た目と相関係数は一致しないものだなあ、という感覚を楽しんでください。