〈解説〉回帰係数
回帰直線
データを平面上にプロットした時に、プロットした点がある直線にそって並んでいるように見えることがあります。プロットした点のちょうど真ん中あたりを通るように直線を引くことで、横軸の値\(x\)がこのくらいの値だったら、縦軸の値\(y\)はこのくらいの値だろうという説明や予測に役立てることができます。この直線を回帰直線と言います。
回帰係数:切片と傾き
回帰直線は、\(y=ax+b\)という数式で表すことができます。\(a\)は直線の傾きを表し、\(x\)が1増えたときの、\(y\)の増加分を表します。\(b\)は切片で、\(x=0\)であると仮定したときの\(y\)の値を表します。回帰直線を引くとは、この\(a,b\)を決めることです。
回帰分析
データをもとに、なるべくぴったりした回帰係数を計算する分析を回帰分析といいます。