〈解説〉標本調査
全数調査・標本調査
母集団の特徴を調べるのに、母集団全体に対して調査を行う「全数調査」に対して、母集団の一部を抽出して調査し、その結果をもとに母集団の特徴を推測する方法を「標本調査」といいます。ここでは、小規模な母集団から標本を抽出して分析する、という一連の作業体験をお手伝いします。
母集団
キャンバス全体に配置されたドットが、母集団を構成する個体を表しています。ドットの見かけ(大きさ、位置、色など)は、個体の持っている値とは無関係です。母集団のタイプを「標準=偏りなし」「やや偏りあり」「かなり偏りあり」から選択できます。
標本・標本サイズ
マウスカーソルの周辺に、背景の明るい部分が描かれます。この位置にある個体が、標本として選ばれます。標本に含まれる個体数を標本サイズといいます。実際に標本として抽出されるまで、その個体の持っている値はわかりません。また、それぞれの個体は、隣接する個体と何らかの関係をもっているわけではありません。
母集団サイズが小さいので、本来であれば有限修正が必要ですが、煩雑になるのを避けるため、行っておりません。