〈解説〉3つのサイコロ

3つのサイコロにをA,B,Cとして、すべての場合を数え上げます。可能な組み合わせは、\(6^3=216\)通りあります。

目の合計が9になるとき

  1. サイコロAが1:サイコロB,Cが8(2と6、3と5、4と4、5と3、6と2の5通り)
  2. サイコロAが2:サイコロB,Cが7(1と6、2と5、3と4、4と3、5と2、6と1の6通り)
  3. サイコロAが3:サイコロB,Cが6(1と5、2と4、3と3、4と2、5と1の5通り)
  4. サイコロAが4:サイコロB,Cが5(1と4、2と3、3と2、4と1の4通り)
  5. サイコロAが5:サイコロB,Cが4(1と3、2と2、3と1の3通り)
  6. サイコロAが6:サイコロB,Cが3(1と2、2と1の2通り)
よって、3つのサイコロの目の合計が9になるのは、5+6+5+4+3+2=25通り。これは、すべての組み合わせのうち、\(25\div216=0.1157...\)で、約11.6%に当たります。

目の合計が10になるとき

  1. サイコロAが1:サイコロB,Cが9(3と6、4と5、5と4、6と3の4通り)
  2. サイコロAが2:サイコロB,Cが8(2と6、3と5、4と4、5と3、6と2の5通り)
  3. サイコロAが3:サイコロB,Cが7(1と6、2と5、3と4、4と3、5と2、6と1の6通り)
  4. サイコロAが4:サイコロB,Cが6(1と5、2と4、3と3、4と2、5と1の5通り)
  5. サイコロAが5:サイコロB,Cが5(1と4、2と3、3と2、4と1の4通り)
  6. サイコロAが6:サイコロB,Cが4(1と3、2と2、3と1の3通り)
よって、3つのサイコロの目の合計が10になるのは、4+5+6+5+4+3=27通り。これは、すべての組み合わせのうち、\(27\div216=0.125\)で、12.5%に当たります。

〈使用方法〉

サイコロの設定

サイコロ3つの場合が問題として出されていますので、初期設定である3のままで実行しましょう。より簡単な場合について試してみたい時は、サイコロを2個または1個にすることができます。

サイコロを振る回数の設定

「3つのサイコロを振る」のを1回として、何回サイコロを振るかを指定します。初期設定は500です。回数を2000以上くらいにすると、比較的きれいな結果が出るようになります。

実行を押すとシミュレーションを開始し、度数分布グラフを作成します。指定回数だけ繰り返したら終了し、グラフに相対度数を追加表示します。

設定と実行

サイコロの数:
サイコロを振る回数:  /